今回は二宮和也の人気ドラマを時系列順にまとめてみました。
あぶない放課後
1999年4月12日~6月21日に、テレビ朝日系で放送された、二宮和也さんの初主演連ドラになります。
全国模試を受けると、常に成績トップクラスの超秀才 夏木勝幸(二宮和也)は、母親と2人暮らしの母子家庭。
そこに、母親が新しく男と男の息子の田中春(渋谷すばる)を連れ込んできて、母親は出会って3週間というスピードで新しい男と再婚してしまう。
年も近く同年代の勝幸と春は2人が通う学校で起こる怪しい事件を、同級生の長沢京子(加藤あい)らと次々と解決していく。
嵐のデビュー前にすでに連ドラ主演を務めていた二宮和也さんの、連ドラ初主演作になります。
涙をふいて
2000年10月11日~12月20日までフジテレビ系列で放送されたドラマです。
35歳独身で大工をしている大西勝男(江口洋介)は、大学時代にお世話になった恩人を、火事で亡くしてしまう。
勝男は、その恩人の葬儀に出席した際、残された子供達4人を引き取り、一緒に暮らす決意をする。
独身のため子育ても未経験で、最初は手探りだったが、徐々に子供達と心を通わせていく…
二宮和也さんは、火事で父親を亡くした高校生の長男 渕上健太を演じています。
このドラマは、2000年の放送にもかかわらず、上戸彩さん、神木隆之介さんら、2019年現在も第一線で活躍するキャストが揃う、とても豪華なドラマでした。
ハンドク!!
2001年10月10日から12月12日まで、TBS系列で放送されたドラマで、主演はTOKIOの長瀬智也さんでした。
池袋で元々チーマーをしていた狭間一番(長瀬智也)は、医師国家試験に合格して研修医となる。
何かと面倒を起こすトラブルメーカーの研修医が、高度な医療システムを備えた病院で、他の研修医の仲間たちと共に成長していく過程を描くドラマです。
二宮和也さんが演じたのは、主人公 一番のワル時代の弟分ノブこと坂口伸幸で、一番も下宿している「毎々新聞 とねり東店」で新聞配達員をしているという役でした。
熱烈的中華飯店
2003年1月8日~3月12日まで、TBS系列で放送されたドラマで、香港から日本に向かう豪華客船「スターレオ号」の中にある中華料理店を舞台に、偶然そこに集まった素人達が料理を出すことになり、そこで巻き起こる困難を描いたストーリーでした。
二宮和也さんが演じたのは、舞台となる中華料理店の炒飯に憧れて料理人見習いになったという名波健太。
ちなみに、2013年の「嵐にしやがれ」に、「中華飯店」出演者の勝村政信さんがゲストで来た際には、勝村政信さんの実家の佃煮屋さんの佃煮を使って、ドラマのセットで実際に炒飯を作り、ドラマのキャストに振る舞ってくれていた。という裏話が披露されました。
Stand up!!!
2003年7月4日~9月12日にTBSで放送されたドラマ。
戸越高校2年の浅井正平(二宮和也)、岩崎健吾(山下智久)ら4人は、未だに女性との”経験”がないいわゆる”童貞”。
早く自分達も”童貞卒業”したいと願うやんちゃな高校生グループだ。
ある日、同じく童貞仲間だった同級生が”経験”した事を知り、正平達4人が戸越高校最後の童貞である事を知ってしまう。
果たして4人は無事童貞を”卒業”できるのか!?
ちなみに、ドラマの主題歌 嵐の「言葉より大切なもの」のミュージックビデオは、「Stand up!!」のロケ地で撮影されたため、ドラマの風景がミュージックビデオにも登場しています。
南くんの恋人
2004年7月8日~9月18日にテレビ朝日系列で放送された作品です。
高校生の堀切ちよみ(深田恭子)は、河原を自転車で走っていた所、やって来た猫を曳かないように避けようとして、自転車で川に落ちてしまう。
ちよみは意識を失い、目が覚めた時には、10分の1サイズの16cmの女の子になっていた。
二宮和也さんが演じたのは、16cmになっても彼女を一途に愛し続ける高校生 南進です。
16cmのちよみとのシーンは、当時としては最新のCG技術を駆使して撮影されたそうです。
優しい時間
2005年1月13日~3月24日まで、フジテレビ系列で放送されたドラマで、二宮和也さんは、北海道 美瑛の窯元で陶芸の修行をする青年 涌井拓郎を演じました。
自分の起こした事故で同乗していた母親のめぐみ(大竹しのぶ)を死なせてしまい、父親と絶縁状態にある拓郎が、父親の涌井勇吉(寺尾聰)と和解するまでを描きます。
この作品を機に、あの倉本聰さんが二宮和也さんに惚れ込み、以後2人の交流が始まりました。
少しは、恩返しができたかな
2006年3月8日にTBS系列で放送されたスペシャルドラマで、二宮和也さんは高校生役。
がんの1種であるユーイング肉腫に侵されながらも、医大志望の親友に触発されて、闘病しながらの東大受験を決める北原和憲役を演じました。
病魔と闘いながらも必死に受験勉強を頑張って晴れて東大に合格し、がんで亡くなるまでを描いたお話です。
この作品は、二宮和也さんが、これから以後数回ある”病院を患った主人公”を初めて演じたとされる作品になります。
二宮和也さんはこの作品での演技が評価され、第15回「橋田賞」を受賞しました。
拝啓、父上様
2007年1月11日から3月22日までフジテレビ系列で放送されたドラマで、東京 神楽坂の老舗料亭「坂下」で、そこに働く人達を描いた人情ドラマです。
二宮和也さんが演じたのは、板前として修行して7年目になる三番板前の田原一平。
そして、ある日、坂下に新たにやって来る新人の中川時夫役で、関ジャニ∞の横山裕さんが出演していました。
この作品は、以前二宮和也さんが出演した同じくフジテレビ系列のドラマ「優しい時間」のと同じスタッフが制作を手掛け、脚本も同じ倉本聰さんが手掛けた事も大きな話題になりました。
倉本聰さんは、脚本を書く段階で「主役の田原一平は彼に!」と二宮和也さんを一平役にイメージして脚本を書いていたそうです。
山田太郎ものがたり
2007年7月6日~9月14日までTBS系列で放送されたドラマで、嵐の二宮和也さんと櫻井翔さんのW主演で大きな話題になりました。
名門 私立一ノ宮高校に通う主人公の山田太郎(二宮和也)は、高校に特待生で入学した上、周りからもかなりモテている超モテモテ(本人自覚なし)の秀才。
周りの生徒からは「超お金持ちのお坊っちゃん」だと思われているが、実は自分以外に10人の弟と妹がおり、弟達妹達を養うため、学業の傍らアルバイトに精を出す極貧生活を送っていた。
高校生で出会った太郎の親友 御村託也(櫻井翔)は、太郎が実は超貧乏だという素性を知っている、数少ない人物で、劇中でも何かと太郎含め山田家の味方になってくれる。
マラソン
「 山田太郎ものがたり」の最終回からわずか6日後に、同じTBS系列で放送されたスペシャルドラマ。
二宮和也は、母親に連れられて山登りをしていたお陰で足腰は強く、走る事も大好きな自閉症の青年宮田彰太郎役。
宮田彰太郎が、母の晴江(田中美佐子)や、マラソンを通じて知り合った雑誌記者の岡村さなえ(桜井幸子)、さなえの知り合いで、彰太郎のマラソンコーチを引き受けてくれた元ランナーの野口洋二(TOKIOの松岡昌宏)ら周りの多くの支えを受けながらフルマラソンに挑戦する姿を描いた物語。
流星の絆
洋食屋 「アリアケ」の3兄妹 功一(二宮和也)、泰輔(錦戸亮)、静奈(戸田恵梨香)は、幼い頃に何者かに両親を惨殺され、犯人への復讐を誓っていた。
長男の功一は誰も信じることが出来なくなり、詐欺で生計を立てている。
両親の事件も時効を迎えようとしていた時、詐欺のターゲットに選んだ洋食屋の御曹司の父親が、3兄妹の両親が殺された時間に家から出てきた人物にそっくりだという事に気がつき、洋食屋のハヤシライスの味も自分の家のレシピに似ている事から、この御曹司の父親が、自分達の両親を殺した犯人だと確信する。
DOOR TO DOOR〜僕は脳性まひのトップセールスマン〜
2009年3月29日にTBS系列で放送されたドスペシャルドラマ。アメリカに実在する脳性まひの男性の実話を原作にしたストーリー。
専門学校を卒業したばかりの脳性まひの青年 倉沢英雄(二宮和也)は、浄水器の訪問販売をしている会社の面接を受けにいく。
英雄は足と言葉が少し不自由なため、社長の名和(渡辺いっけい)に、「訪問販売は無理だ」と言われてしまうが、英雄の熱意に負けた名和に採用され、浄水器の訪問販売員として働き始める。
彼の姿を見て、障害を知った訪問先の人々に、最初は話すら聞いてもらえなかった英雄だったが、徐々に成果をあげ、周りや社長からも認められていく。
天国で君に逢えたら
2009年9月24日に放送されたスペシャルドラマ。
主人公の野々上純一は、千葉県南房総の海岸を望む目の前に立つがんの治療センターに勤める精神科の勤務医。
純一がいるのは、病院とは思えないカウンセリングルームで、純一は、ここにやって来るがん患者達と接していく。
ある日、純一は患者の1人から「手紙を書いてほしい」と頼まれる。
がん患者の最期の思いを聞きまとめて手紙を代筆し、書き上がった手紙を患者の大切な人に届けるという”手紙屋”は、手紙を代筆する純一自身の心も優しく変えていく。
最後の約束
2010年1月9日に、「新春スペシャルドラマ」として放送されたスペシャルドラマで、何と嵐の5人が一緒に主演を務めるという超豪華なドラマでした。
清掃員の益子悟(大野智)、保険営業の富澤友紀夫(櫻井翔)、コーヒーショップ店員棚田昭(相葉雅紀)、警備員の山際修司(二宮和也)、バイク便の後藤望(松本潤)という、職業もバラバラな5人が、偶然居合わせたビル「エネバイオ社」の中で、武装した男達にビルをジャックされてしまう。
要求は、エネバイオ社の社長に3億円持って来させることで、達成できなければビルを爆破すると言われてしまう。
フリーター、家を買う。
2010年10月19日から12月21日まで、フジテレビ系列で放送された連続ドラマ。
一度は正社員で就職するも、馴染めずにすぐ退職し、以後、ずっとフリーター生活の武誠治 25歳。(二宮和也)
まともな就職もせずにフリーターのままの誠治に父親もしびれを切らし、父親とはあまり良好な関係ではなかった。
そんな中、誠治の味方でいてくれていた母親がうつ病を発症した事をきっかけに「このままではダメだ」と考え直し、就職活動や母親の看病などに奔走する。
このドラマで誠治の子供時代を演じたのは、二宮和也さんと同じ6月17日生まれの鈴木福くんです。「マルモのおきて」で大ブレークする直前に、実はフジテレビのドラマに出演していました。
車イスで僕は空を飛ぶ
2012年8月25日 嵐がメインパーソナリティーを務めた「24時間テレビ」内のスペシャルドラマ。
主人公の長谷部泰之(二宮和也)は、幼い頃に家族が離ればなれになり、中学生の時には不良に。以後は荒んだ毎日を送っていた。
ある日、ワルの集団と争って逃げている時に、ビルの屋上から別のビルに飛び移ろうとして誤って転落。
一命はとりとめるものの脊髄を損傷し、車椅子生活を余儀なくされてしまう。
絶望しか無かった泰之の現状が、周りの人の優しさで変わっていく。
弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜
東大で 生物学の研究をしていた田茂(二宮和也)は、所属していた研究室の閉鎖によって行き場を失い、高校で臨時の生物教諭として勤める事になる。
乗り気では無かったが、着任した高校の野球部の監督を引き受ける事にした田茂。
しかし、そこにいたのは部員たった6名 やる気のある部員は1人だけの”へっぽこ”野球部の面々だった。
このドラマでは、最終回、田茂青志先生が生徒1人ひとりに言葉を送るシーンがあるのですが、何と”送る言葉”は全て二宮和也さんのアドリブにも関わらず素晴らしいもので、当時物凄く話題になりました。
赤めだか
2015年12月28日に「月曜ゴールデン」枠で放送されたスペシャルドラマで、二宮和也さんが落語家 立川談春を演じ話題になりました。
中学生の佐々木信行(二宮和也)は学校の行事で見に行った落語の席で、立川談志(ビートたけし)の落語に出会い、落語家を志す。
高校へ進学した信行は、立川流に入門したいと談志を訪ねるも、親の援助なしでは生活が厳しくなるため、「高校を中退して入門するなら親を連れてこい」と言われてしまう。
親を説得するも、高校だけは出るように言われ、信行は家出してしまう。
そして、談志に「親は2人とも事故で死んだ。生活費も稼ぐから弟子にしてくれ」と熱意を見せ、見事立川流に入門する。
ブラックペアン
2018年4月22日から6月24日までTBS系列で放送された連続ドラマ。
一般医局員ながら並外れた腕を持つ外科医の都会(二宮和也)は、執刀医が失敗した手術の尻拭いの代わりにその医師を辞めさせて退職金を巻き上げるという”医者殺し”の医師。
口癖は「邪魔」のダークヒーロー外科医が、数々の難しい手術に挑み、患者の命を救っていく。
因みに嵐の番組での後日談にて。
「ブラックペアンの撮影中に、撮影に集中するべく多量にお茶を飲んで撮影に臨んでいたそうですが、マネージャーにお茶のお代わりをお願いする際も、二宮和也さんが「邪魔」のテンションで「お茶」と言うのでマネージャーさんが怖がっていた。」
と撮影現場に同行していたマネージャーさんに暴露され、二宮和也さんは赤面していました。
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