ジャニーズのアイドルグループであるNEWSは現在四人で活動しています。
そんなNEWSの曲を独断と偏見でランキング付けしてみました。
聴いてほしい曲ばかりを紹介してみたので、興味がある方はぜひ聴いてみてください。
NEWSの曲の特徴
NEWSの曲はポップな曲が多いです。
特に応援ソングが多く、落ち込んでいるときに聴くと元気が出ます。
恋愛ソングの場合は、夏をテーマにした曲が多いですね。
これは夏にコンサートを行うことが多いことが関係しているようです。
デビュー当時は九人で活動しており、そこから八人、六人となって今の四人での活動になりました。
六人で活動している時期まではバラードより、明るくポップな曲が多かったですが、四人になってからはバラード曲も増えています。
人数が少なくなったからか、歌割りも細かくせずに一人がフレーズを歌い切っている場面が多いです。
今の人数の方がバラード向きなのかもしれませんね。
20位:サンタのいないクリスマス
「サンタのいないクリスマス」は2019年発売のアルバム「WORLDISTA」に収録された曲です。
クリスマスをテーマに歌ったラブソングで、コンサートでもフル尺で披露されました。
「きっと奇跡が起こるクリスマス」と手越祐也の力強い歌い出しから始まり、サビ以外はメンバーのソロパートで、それぞれの歌い方の個性が見られる曲でした。
ポップな曲調なので明るい恋愛ソングのように思われますが、実は失恋ソングです。
タイトルのサンタは恋人をイメージしているように思えます。
「もしも一つだけ願い届くならあの夜に帰りたい」とサビで歌われており、恋人同士だったクリスマスに戻りたいという主人公の思いが表されています。
幸せに過ごしていたクリスマスを何年か過ごした後に迎える一人きりのクリスマスは余計に寂しく感じますよね。
19位:バタフライ
2015年に発売されたシングル「KAGUYA」のカップリングとして「バタフライ」は収録されていました。
恋人を亡くした主人公の心情を歌った曲だと言われています。
歌詞の一人称は「私」と「僕」で統一されておらず、どちらの目線でも読み取れる歌詞です。
優しい曲調だからか、歌詞は悲しい曲なのに温かい気持ちになってしまいます。
歌詞には「ひとりきりで過ごす夜も 雨が止まない朝でも」とあり、一人で泣き明かした夜と前日の涙で腫れた目に気づいた朝がイメージできますよね。
「なみだは全部 夢だと言って」と恋人がいなくなったことを信じたくない気持ちも表されています。
最後の歌詞は「君は 羽ばたいた バタフライ」と天国をイメージさせるような歌詞ですよね。
嫌いになって別れたなどではなく、お互いが幸せな時に突然の死を迎えてしまったのでしょう。
18位:Happy Birthday
「Happy Birthday」は2008年に発売された10作目のシングルです。
この曲を発表したときは山下智久と錦戸亮を含む六人で活動していました。
週間のシングルランキングで首位を獲得した人気曲です。
タイトルの通り、誕生日を祝った曲で自分の誕生日にこの曲を聴いているファンも大勢います。
誕生日を「一年に一度の魔法 特別な日」と歌われており、誕生日が特別に感じられますよね。
歳を取ると、誕生日が嬉しくないという人も多いかと思いますが、「年を重ねることは思い出増えるってことだ」とこの曲ではポジティブに捉えられています。
毎年思い出が増えていくって思うと誕生日を心から楽しめそうですね。
17位:生きろ
生きることをテーマにした曲で2018年に発売されたシングル曲です。
メンバー全員が出演した「ゼロ 一攫千金ゲーム」の主題歌にもなりました。
「生きろ」が発売されたのはメンバーのスキャンダルが重なり、NEWSの人気も落ちている時期でした。
そんな時に「生きろ」はシングルランキングで一位を取り、20万枚以上を売り上げました。
当時のNEWSにぴったりの曲でした。
「果てしない闇へと向かって 飛べやしないとやたら凹んで」と小山慶一郎のソロパートは自分の過ちを後悔しているように思えました。
「生きろ」は歌詞と歌っているメンバーが非常にマッチした曲です。
メンバーの脱退が相次いだグループで、さらに現メンバーのスキャンダルと、解散するのではないかという声もファンの間で上がったようです。
しかし、「生きろ」を通して四人の絆が垣間見え、NEWSの決意もファンに伝わりました。
16位:チュムチュム
2015年に発売されたシングル曲ですが、「チュムチュム」とはインドの言葉でキスの意味を持っています。
インドをイメージさせる衣装を来たメンバーの姿が印象的でした。
暗号のような言葉で始まるAメロですが、これは反対から読むと日本語の文になります。
「チュムチュムしたいんだ」とインド語を使っていると可愛く聴こえますよね。
可愛い曲かと思いきや、歌詞は大人で色気を感じさせるものになっています。
「熱さ欲しがって踊り出す」や「抱き合うように燃える夜」などと、かなりセクシーですよね。
欲望を抑えきれない男性の心情を描いた曲になっています。
15位:Distance
「恋を知らない君へ」のカップリング曲として収録されたのが「Distance」でした。
遠距離恋愛中の彼氏を思う彼女の気持ちを歌った曲になっています。
「どんなに今は離れても会えない時間が 僕ら強くさせるよ」と簡単には会えない離れた土地にいることが分かりますね。
遠距離恋愛は不安な面もありますが、そんな不安と離れていても恋人を信じる前向きな気持ちもこの歌からは解釈できます。
サビは「君に逢いたくて 逢えなくて」ともどかしい気持ちを何度も繰り返しており、彼氏を思う彼女の強い気持ちが胸に響いてきますね。
この曲の特徴は最初と最後が同じフレーズになっていることです。
「明日もきっと続いてく 小さな日々に ささやかでいい 幸せが降るように」と逢えない時間も相手にとって幸せであって欲しいという願いが伝わります。
遠距離中のカップルにぜひ聴いて欲しい一曲です。
14位:渚のお姉サマー
「渚のお姉サマー」は、2013年に発売されたアルバム「NEWS」に収録されました。
さら肌ブラのCMに使用された曲で、サビは聴いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
この曲は歳上の女性に恋をした男性の気持ちを歌った曲です。
どうやら男性は、海で出会った女性に一目惚れしたようですね。
「あなたのこと好きになってもいいですか?」と恋した人なら誰でもわかるような気持ちが歌われています。
夏は開放的な気分になって、恋が燃え上がる季節ですよね。
そんな時に、必死に理性を保とうとしている男性の気持ちがNEWSのポップな歌声で描かれていますよ。
13位:NEWSKOOL
2016年発売のアルバム「QUARTETTO」に収録された「NEWSKOOL」はメンバーの自己紹介の曲になっています。
それぞれのパートの出だしは、メンバーの名前を連想させるようになっています。
小山慶一郎の場合は「Yeah,U know I’m K」と流暢な英語で始まっています。
明治大学出身とインテリなキャラが出ていますね。
増田貴久の場合は「まっすーぐに進め」とあだ名である「まっすー」が入っています。
持ち前の可愛らしい笑顔で「まっすーぐ」と歌う姿はとても可愛いです。
加藤シゲアキの場合は「シゲキ的に Catch but Release」と「シゲ」から始まります。
小説家という個性を出した「活字のように」という歌詞もありますよ。
手越祐也の場合は「君のこと想うほど 言うよ 言うよ」から始まっています。
分かりにくいですが、「ゆう(言う)よ」と「ゆうや(祐也)」の「ゆう」が掛かっているようです。
コンサートでも定番曲になっており、ファンが盛り上がる一曲になっています。
12位:シリウス
「シリウス」は2016年発売のアルバム「QUARTETTO」に収録されています。
シリウスとは地球上で見える最も明るい恒星のことです。
片思いの相手をシリウスに喩えた曲になっています。
「叶わぬ恋が今も胸締め付ける」と自分がしている恋は叶わないことがわかっているようですね。
そんな相手でも一緒に過ごしている時間はあるようで「このまま時を止め 夢のままいられたら」とも歌われています。
好きな人と過ごす時間はあっという間に終わってしまいますよね。
そんな時間を永遠にできたらいいのにと思った人も多いのではないでしょうか。
片思い中のどうにもできない気持ちを力強い歌声に乗せて歌われています。
11位:EMMA
「EMMA」は2017年に発売された21枚目のシングルです。
加藤シゲアキ出演のドラマ「嫌われる勇気」の主題歌として使われました。
凄く綺麗で高嶺の花のような存在の女性に恋をした男性の心情を描いた曲になっています。
男性は小悪魔な女性に振り回されているようですね。
タイトルである「EMMA」は女性の名前で、CDのジャケットも女性の横顔でした。
この曲のPVは赤以外の色をモノクロで表現しています。
情熱的な赤を強調しているので、男性は女性が本気で好きなことが分かりますね。
セクシーにダンスを踊るNEWSの姿にも注目です。
10位:Silent Love
「Silent Love」は、2017年発売のアルバム「NEVERLAND」に収録された曲です。
結ばれない恋を描いた楽曲で、浮気や不倫をイメージさせるような歌詞が多数出てきます。
この曲には増田貴久のラップがあり、低音ボイスで奏でられるラップのかっこよさも人気の理由の一つです。
「言えなくて言えなくて好きだよなんて」と歌詞にもあるので、主人公は「好き」と言う言葉が告げられなかったことが分かりますね。
さらに「もう戻れはしない」と、好きである気持ちを抑えることもできないようです。
出会う前、もしくは関係を持つ前まで戻ることはできないということでしょうね。
相手には恋人がいるのに関係を辞められないという禁断の恋を思わせるようなこの曲をNEWSはクールに歌い上げています。
9位:エンドレス・サマー
ベストアルバム「NEWS BEST」におけるファン投票で一位となった曲が「エンドレス・サマー」です。
幼い頃の夏の思い出を大人になった今思い出しているような、懐かしさを感じさせる歌詞になっています。
「僕らは行くよ もう一度輝く自分を探す旅」とサビの歌詞にあり、さらに自分を成長できるような環境を目指しているようです。
仕事で言うと、昇進や転勤を表すのではないでしょうか。
「扉はいつも きっとあの夏に繋がっているから」と「あの夏」というキーワードが何度も出てきます。
これは幼少期の夏を表しているのではないでしょうか。
幼い頃、一緒に遊んだ友達を思い出し、辛いことがあっても頑張ろうとその友達が背中を押してくれるような温かい曲になっています。
8位:恋を知らない君へ
「恋を知らない君へ」は2016年に発売されたシングル曲で、加藤シゲアキ出演の「時をかける少女」の主題歌になりました。
NEWSにとってはシングルで初のバラード作で、夏に聴きたくなるような切ないラブソングです。
「嗚呼、あなただけは消えないで」と手越祐也の甘く切ない声から始まるこの曲は、別れてしまった恋人への想いが綴られています。
サビの最後は「こんなにも痛いのなら友達のままで良かったのに」で締め括られており、別れてしまうぐらいなら付き合わなければ良かったという後悔も読み取れます。
付き合う前に戻りたい、というような別れを経験した人ならわかる心情ですよね。
「太陽を捜すひまわり」や「花火仰ぐその横顔」と一番の歌詞では恋人との思い出が描かれています。
逆に二番では「夢のような時は途絶えた」や「誰もいない駅のホーム」と、一人になった寂しさが歌われました。
一曲で別れたカップルが想像できるほど、ストーリー性のある楽曲です。
7位:weeeek
2007年に発売された「weeeek」はGReeeeNが楽曲提供した曲です。
2007年の年間チャートで十位となり、NEWSにとって初の年間トップテン入りを果たしました。
GReeeeNらしい明るくポップな曲調にNEWSの元気な歌声がマッチしています。
発売当時は六人で活動していましたが、四人になった今でもコンサートで披露されている人気曲です。
後に四人に歌割りを変更したバージョンもCD化され、NEWSの定番曲になっています。
一週間を楽しんで生きていこうという気分になれる応援ソングで、明日からまた頑張ろうと元気になるので、落ち込んでいる人には特におすすめです。
PVではスーツを来たメンバーが楽しそうに歌っており、見ているだけで楽しい気分になります。
6位:フルスイング
四人での再出発を物語る曲と言われているのが「フルスイング」です。
元々はシングルとしての発売を予定していましたが、重くなるのではないかという声から「チャンカパーナ」のカップリングとして収録されました。
涙ぐむメンバーにつられて、涙を零したファンも多かったのではないでしょうか。
山下智久と錦戸亮が脱退し、四人となったNEWSの今後に不安を覚えたファンも多く、解散報道まで出ていました。
そんな時に出された「フルスイング」は、四人での未来を想像させてくれる大切な一曲でした。
「二度と戻ることのない日々を憂うより 少しでも少しでも明日を願おう」と、六人には戻れないけど今のメンバーで進んでいくという覚悟が感じられます。
タイトルの「フルスイング」にはこれから全力で進んでいくという決意が込められているのではないでしょうか。
5位:愛言葉
2018年に発売されたアルバム「White」に収録された「愛言葉」はNEWSの四人が作詞作曲を担当した曲です。
サブタイトルは「てをひいて」とのことで、このサブタイトルはサビの「てずてってとって」に関係しています。
暗号のような歌詞ですが、「て」をなくすと「ずっとっ」です。
「ずっと会いたいよ」や「ずっと愛してる」という意味になります。
NEWSにとって「てずてってとって」はファンとの合言葉のようですね。
他にも歌詞にはとても深い意味があります。
「986日々」と書いて「悔やむ日々」と読み、これはメンバーの数の変化です。
そして「やっと叶えたこの4合わせ」と、現在の四人に繋がっています。
四人になってからのNEWSも雰囲気はとてもよく、このまま頑張り続けて欲しいですね。
4位:Love Story
2019年に発売された「Love Story」は恋愛シミュレーションゲーム「NEWSに恋して」のテーマソングです。
まるでNEWSのメンバーとデートをしているような気分になれるPVは、ファンからも喜びの声が上がりました。
この曲は発売前にもコンサートで披露されており、間奏ではコンサートで収録されたファンの声も使われています。
一つ一つのフレーズにキュンキュンしたファンも多いのではないでしょうか。
特に「また明日ねって言ったのに離れられない」という手越祐也のパートでは、手を振る手越祐也の姿が印象的でした。
デートの別れ際を連想させるような仕草を見ると、離れたくないと思ってしまいますよね。
「大好きだよって」から始まるサビも、本当にメンバーに言われているような気分になるくらい気持ちが込められていました。
「NEWSに恋して」はサービスを終了してしまいましたが、復活して欲しいというファンの声も多くあります。
Love Storyを聞いてリアコになってしまったというファンも多いのではないでしょうか。
3位:U R not alone
「U R not alone」は「NEVERLAND」に収録された楽曲で、GReeeeNが楽曲提供した曲です。
タイトルには「君は一人じゃない」という意味があります。
四人のNEWSが歌うからこそ、心に響く曲です。
コンサートでも披露される機会が多くあり、ファンとNEWSが一体となれる曲だと言われています。
熱く歌うメンバーの姿が印象的で、時には涙ぐみながら歌う姿も見られます。
応援ソングですが、NEWSにとっても自分たちの背中を押してくれる曲なのかもしれませんね。
「向かい風にほら立ち向かう」といろいろな苦労があったけど、これからも前を向いていくよというNEWSの覚悟が感じられます。
2位:さくらガール
「さくらガール」は2010年に発売されたシングル曲です。
学生時代の甘酸っぱい青春が思い浮かぶ曲になっています。
「突然の出会い 教室で二人 何てことない台詞ばかり」と教室で制服を着た学生が話している様子が見えますよね。
この曲では恋について「さくらのような恋でした 春のような恋でした」と歌っています。
桜のように儚くも、春のように暖かく幸せな気持ちになれる恋だったようですね。
切なそうに歌い上げるNEWSの姿に感情移入した人も多かったのではないでしょうか。
「あの風が連れ去っていく」と二人の別れを示唆する歌詞もあり、お互いが嫌いになって別れたのではなく、卒業を機に別れた可能性が高いですね。
そんな学生時代の青春が優しく歌われた曲です。
1位:チャンカパーナ
「チャンカパーナ」は2012年に発売されたシングルで、四人体制になって初の楽曲です。
前作からは一年八ヶ月ぶりのシングル発売で、ファンにとっては待ち望んだCD発売でした。
「チャンカパーナ」とは「愛しい人」という意味で、NEWSにとっての愛しい人はファンのことです。
NEWSらしいポップな楽曲で、サビのダンスを真似した人も多かったのではないでしょうか。
間奏では「美しい恋にする」「美しい恋にするよ」「美しい恋にするから」「約束するよ、チャンカパーナ」とメンバーそれぞれのセリフがあります。
メンバーの脱退というネガティブ要素を振り解くかのように、明るく歌い上げられた「チャンカパーナ」はNEWSらしいですよね。
NEWSといえば「チャンカパーナ」と言われるほど、NEWSを代表する一曲です。
コメント