嵐の不仲説をジャニオタが考察してみた

「嵐」と言えば、誰もが知る国民的アイドルで、ジャニーズの中でも圧倒的な人気を誇り、5人の仲が良いグループとして多くの人に知られていますよね。

2020年12月31日をもってグループの活動を休止し、現在は大野智さん以外の櫻井翔さん・相葉雅紀さん・二宮和也さん・松本潤さんがドラマや映画、バラエティ、ニュース番組、YouTubeなどでそれぞれ活躍しています。

活動休止の会見で「5人でなければ嵐じゃない」と、誰がが同じ方向を向いていないなら無理強いはしないと絆の強さを見せていたメンバー。

活動休止後の今も、メンバーと会った、ご飯を食べに行ったなどの話をしてくれると、「今でも仲良しなんだな」とファンもうれしくなってしまいます。

そんな嵐の20年以上にわたる長い歴史の中にも、不仲説がなかったわけではありません。

今回は嵐の不仲説、不仲と言われているメンバーについて調べてみました。

不仲説 二宮和也・松本潤

脱力系に見えて、実は何でも器用にこなし、周りの空気を読むのが上手な二宮さんと、こだわりを持ってひとつひとつをとことん追求していく松本さん。

同じ1983年生まれの同い年の2人は、ファンから嵐の末っ子2人という意味で「末ズ(スエズ)」と呼ばれています。

ゆるく見える二宮さんとガツガツいく松本さんという正反対の2人は、ジュニア時代から一緒に活動することが多かったせいかよく比べられました。

また、嵐の結成当初はあまり話さなかった時もあったようです。

二宮さんは、松本さんのことを「潤くん」「J」と呼び、松本さんのちょっと不器用で天然な所が大好きで、松本さんの見せ方を誰よりもよく知っている存在です。

松本さんも「俺が場の空気を重たくしたとき、ニノが笑いに変えて和ませてくれる」と感謝しています。

ちょっと毒舌の2人が年上の3人をいじって笑わせてくれると、ファンも「嵐おもしろいな」と和むようです。

末ズ不仲説のきっかけは?

二宮さんと松本さんの2人の不仲説が出たのは、2019年11月12日に二宮さんが元フリーアナウンサーのAさんと電撃的に結婚を発表したことからでした。

嵐の活動休止まで残り約1年という大事な時期で、グループの20周年コンサートツアーの真っ最中いうタイミングの結婚発表。多くのファンが驚き、波紋を呼びました。

週刊誌などでは、二宮さんは嵐の活動休止まで結婚を待てず強行突破で、時期が時期だったのでメンバーの反対もあったと報じられました。

Aさんといえば、以前から二宮さんとの交際を”匂わせ”ていて、Aさんに対してあまり良く思っていないファンも多くいました。

「メンバーの結婚なので祝福してあげたかったけど、さすがに活動休止前の大事な時期にするとは」とネットで話題になりました。

そんな中、二宮さんの結婚発表後「松本さんが二宮さんを避けているのでは?」とファンが不仲を心配するようになります。

結婚発表後に、二宮さんと松本さんの不仲説がささやかれた根拠を調べてみました。

1.結婚のお祝いコメントなし

入籍翌日の11月13日に二宮さんが結婚を発表すると、相葉さんと櫻井さんはお祝いのコメントを発表しましたが、松本さんと大野さんはコメントを発表しませんでした。

2人からのお祝いコメントがないことで、「二宮さんの結婚をお祝いしていないのでは」と憶測を呼ぶことになります。

TOKIOの城島茂さんが結婚した際は、TOKIOのメンバー全員からお祝いのコメントがありました。

仲の良い嵐が何故全員からお祝いコメントがないのか不自然に思われ、不仲が心配され始めました。

特に松本さんは、コンサートのプロデュースをし、並々ならぬこだわりを持っているので、ツアー中に発表しファンを動揺させてしまったことや、活動休止までファンのことを考えていてほしかったという想いがあったのではないかと言われています。

2. ベストアーティストで肩に手を置いていない

二宮さんと松本さんの不仲の心配が決定的になったのが、2019年11月27日に放送された『ベストアーティスト』に嵐が出演したときでした。

嵐が『feel your breeze』という曲を披露した際に、嵐全員で肩を組むという場面があったのですが、松本さんだけが二宮さんの肩に手を置いていないとファンの間で話題になりました。

また、その他の曲でも松本さんが二宮さんの方を見ることがなかったので、「不仲は本当なの!?」と一気に2人の不仲説が広まります。

3.ZIPインタビューでの不穏な空気

さらに『ベストアーティスト』後のインタビューが2019年11月28日に『ZIP』で放送されましたが、そのときの松本さんの様子が心配されます。

二宮さんが話をしている間、松本さんは全然違う方向に向いていたり、腕を組んでいたりしていたため、「興味がなさそう」という声が多く聞かれました。

また、相葉さんだけが心配そうに見守っているものの、他のメンバーの表情や空気も何となく重いと思われ、ファンの間でさらに不仲説が大きくなっていきます。

4.メンバーの並び

二宮さんの結婚発表以降、それまでと変わったと言われているのがメンバーの並び方です。

二宮さんとメンバーの間には相葉さんが入り、松本さんとは両端にいることが多くなったようです。

並び方はたまたまだったかもしれないですし、意図的とは思いにくいですが、不仲説が出ているためファンも敏感に反応していました。

また「松本さんの満面の笑顔が減った気がする」など、今まで不仲という言葉とは無縁のグループと思われていただけに、ネットや週刊誌でも大きく騒がれました。

ファンの反応

末ズの不仲説は、嵐をずっと応援してきたファンの間でも意見が割れていました。

バラエティ番組などでは、相変わらず5人のほんわかした空気が流れているので「不仲ではない」という意見と、やっぱり昔とは雰囲気が違うから「溝ができた」という意見等様々。

「あの嵐が不仲ということを信じたくない」と、どのファンも思っていたでしょうね。

松本潤のブログ

二宮さんと松本さんの不仲をファンが心配する中、2019年12月1日に松本さんはwebブログ『Enjoy』更新し、嵐ファンのSNSを見ていると衝撃の事実を明かします。

内容は、結婚発表からの一連の出来事へ「みんなの気持ちもわかる」とファンを思いやり、「戸惑っている人がいることもSNS上で見ている」と綴られていました。

これに対して、「嵐本人がファンの心の動きを理解してくれるなんて、こんなにうれしいことはない」と感謝のコメントが寄せられました。

二宮和也と松本潤は仲直りしてる!?

二宮さんと松本さんは不仲と騒がれている中、ファンの間では「不仲ではなく仲直りしている」という声も多く聞かれました。

二宮さんが事務所内のジムで、木村拓哉さんに会ったと嵐の番組内で話をしていて、そこで松本さんにも会ったそうなんです。

そのときに、二宮さんも松本さんも活動休止前にファンの間で不仲説が流れるのは良くないと考え、2人で話し合いがあったのではと憶測されています。

Instagramのライブ配信で

2020年4月17日に嵐がInstagramの公式アカウントでライブ配信を行い、1人ずつ松本さんとテレビ電話形式でトークを繰り広げました。

その際、二宮さんは自分の出番の前からコメント欄に「おじゅんじゅんじゅん」と投稿し、松本さん親しそうに呼びかけていました。

松本さんも二宮さんが画面に映るとうれしそうにするなど、不仲説を一蹴する出来事となりました。

もしかしたらこの不仲説は、噂がどんどん一人歩きさせてしまい、二宮さん、松本さんにとっても予期しないことで、当の2人も困惑していたのかもしれません。

いずれにしてもまた2人の楽しそうな笑顔にファンも一安心です。

不仲説 櫻井翔・松本潤

慶応義塾大学出身でキャスターとしても活躍するしっかり者のイメージの櫻井さんと、「俺が嵐をひっぱっていく」という思いでコンサートの演出までも担当していた松本さん。

2人は櫻井さんが出演した『木更津キャッツアイ』の役名バンビと、松本さん主演の『バンビ〜ノ』からバンビをとって「バンビズ」と呼ばれたり、 「真面目コンビ」「翔潤」「ホストコンビ」とも呼ばれています。

そんな櫻井さんと松本さんにも、すき間風が吹いたときもあったようなので調べてみました。

進路を左右した櫻井翔の言葉

松本さんは1996年にジャニーズ事務所に入所し、中学一年生からジャニーズJr.としてドラマや舞台で活躍していました。

高校への進路を決める頃、松本さんは進学せず、芸能界一本でやっていこうと思っていたそうです。

それでも迷いはあり、進路について櫻井さんに相談すると「高校は絶対に行っておいた方がいい」と言われ、その言葉で松本さんは堀越高校へ進学することを決めました。

後に松本さんは「翔くんに言われてなかったら高校へ行っていなかった」と感謝しています。

櫻井さんは、ツアー中松本さんの勉強を見てあげたり、高校の卒業式前日には櫻井さんが松本さんの家泊まり、翌朝「行ってらっしゃい」と卒業式へ送り出したりと、とにかく優しく面倒をみていたそうです。

2人の関係の変化

櫻井さんと松本さんの関係は、ファンの間でデレデレ期・氷河期・雪解け期があったと言われています。

①デレデレ期

ジャニーズJr.で嵐の結成前からデビューするくらいまで、松本さんは周りからも「ヘタレキャラ」と言われていて、いつも櫻井さんの後を「翔くん、翔くん」とついて歩いていました。

とにかく松本さんが櫻井さんのことを大好きで「ファンの方には申し訳ないけど、翔くんはあげない」と言っていたほどだったそうです。

昔の松本さんはとにかくかわいらしく、櫻井さんのほうが肌を黒く焼いたり、髪を染めたりとギャル男で、イケイケのキャラでしたよね。

②氷河期

氷河期は2002年頃、松本さんが『ごくせん』に出演していたときくらいです。

この頃の松本さんは「キャラ変え」「反抗期」などと言われています。

櫻井さんがいつもの感じで挨拶をするも、あまりにそっけない松本さんに戸惑ってしまったという話もあります。

松本さん本人も「周りのことをあまり信じられなかった」と言い、『ごくせん』で共演した小栗旬さんとも「この頃は仲が悪かった」とTVで話していました。

それでも櫻井さんは、とがった発言をする松本さんのことを「本当はこんなやつじゃないんです」とフォローしていたそうです。

氷河期といっても、「2人の仲が悪かった」のではなく、松本さんによる“末っ子の反抗期”という感じだったようですね。

③雪解け期

雪解け期と言われているのが2007年~2008年頃で、松本さんが『花より男子』に主演し、『Love so sweet』で嵐の人気が加速しはじめました。

この頃から少しずつ松本さんのとがっていた角もとれ、周りの人とも離れていた距離が少しずつ縮まっていったようです。

嵐の人気に伴ってグループ活動も増えていき、松本さんは末っ子俺様キャラ、櫻井さんはちょっと運動オンチなヘタレキャラと新たな一面も見え始めていきました。

不仲説を否定

2016年4月14日に放送された『櫻井有吉THE夜会』で櫻井さんと松本さんは、不仲説について全否定しています。

松本さんは「メンバーとしての距離感は好き。LOVEはないけど」と櫻井さんについて語り、お互いに真面目な仕事ぶりを評価し合ってていました。

ジャニーズ事務所への入所は半年違いくらいの2人ですが、昔から松本さんは櫻井さんを尊敬しています。

また面倒見の良い兄貴気質の櫻井さんも、松本さんのストイックに仕事に打ち込む姿を尊敬しつつ、コンサート演出を担当する松本さんが忙しいときはミーティングなどサポートしています。

スキンシップをとることはないですが、程よい距離感で接する2人の関係をファンは微笑ましく見ているようです。

まとめ

ジャニーさんによって偶然が重なり作られたグループ「嵐」は、結成当時メンバーの足並みがそろっているわけでもなく、仲が良かったわけではありませんでした。

華やかにデビューするも、その後は挫折を味わい、5人が力を合わせてもがきながら這い上がって、誰もが知る国民的グループへ成長していきました。

「嵐は5人」と本人たちが言うように、嵐の絶妙な距離感や空気感は5人にしかないものですよね。

グループとしての活動は休止中でありますが、TVなどでメンバーから嵐の近況を聞くとほっこりします。

今後、嵐がどうなっていくのかはわかりませんが、いつまでも仲の良い関係でいてほしいですね。

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