KAT-TUNの不仲説をジャニオタが考察してみた

2021年にデビュー15周年を迎え、年末にはNHK紅白歌合戦にも初出場を果たしたKAT-TUN。

2006年に、史上初めてデビュー前のアーティストが東京ドーム公演を開催する偉業を成し遂げるほど、当時は爆発的な人気を誇っていました。

元々は6人組のグループでしたが、半分のメンバーが抜けて、現在は亀梨和也・中丸雄一・上田竜也の3人組として活動していますよね。

ですがKAT-TUNは、亀梨和也がジャニーさんに「こんなグループではやりたくない」と直談判するほど、仲が悪いエピソードがたくさんあるグループとしても知られています。

今回はそんなKAT-TUNの不仲説について調べてみました。

これまでのKAT-TUN

グループ名KAT-TUNの由来は、イニシャルの頭文字を1文字ずつとってつけられていました。

  • 「K」亀梨和也
  • 「A」赤西仁
  • 「T」田中聖
  • 「T」田口淳之介
  • 「U」上田竜也
  • 「N」中丸雄一

しかしグループの半数が抜けてしまった現在は、担当イニシャルが次のように変更されました。

  • 「KA」亀梨和也
  • 「T-TU」上田竜也
  • 「N」中丸雄一

デビュー以降のKAT-TUN

2006年
  • 3月17日東京ドームでコンサート(デビュー前のアーティストでは史上初)。
  • 3月22日、シングル『Real Face』、アルバム『Best of KAT-TUN』、DVD『Real Face Film』の3作を同時リリースでデビューを果たす。
  • 10月12日、赤西仁がアメリカ・ロサンゼルスへ語学留学を理由に、無期限の芸能活動休止を発表。
2007年
  • 『TOUR 2007 cartoon KAT-TUN II You』のツアー中の4月19日に、赤西仁が帰国し、20日にメンバー全員で復帰会見を行った。
2008年
  • 東京ドーム公演を含む『KAT-TUN LIVE TOUR 2008 QUEEN OF PIRATES』で、日本のミュージシャン史上初の4日間連続東京ドーム公演を開催。
2009年
  • 『KAT-TUN LIVE Break the Records』を開催し、史上初となる8日間連続での東京ドーム公演に記録を伸ばす。
2010年
  • 赤西仁が5月に渡米し、6月にソロライブを行うため、『KAT-TUN LIVE TOUR 2010 PART1:ARENA TOUR』は5人で開催。また12thシングル「Going!」、5thアルバム『NO MORE PAIИ』も5人で発売。
  • 『KAT-TUN LIVE TOUR 2010 PART2:WORLD BIG TOUR』のツアー初日の7月16日、赤西仁の正式脱退を表明し、20日に赤西仁がソロ活動への専念を報告。
2013年
  • 田中聖が、9月30日付で「度重なるルール違反」を理由に事実上の解雇とされ、ジャニーズ事務所との専属契約を解除、10月9日、田中聖のがグループ脱退が発表された。
2015年
  • 11月24日、『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』にて、田口淳之介が2016年春にグループを脱退、ジャニーズ事務所も退所することが発表された。
2016年
  • 3月31日に田口淳之介が脱退し、デビュー10周年記念3大ドームツアー『KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR “10Ks!”』は3人体制で開催、5月1日の東京ドーム公演を最後に「充電期間」へ入り、それぞれソロ活動に専念した。
2018年
  • 1月1日、ジャニーズカウントダウンライブで「充電完了」を発表し、再始動を開始。
2021年
  • 3月22日、デビュー15周年を迎える。
  • 12月31日、『第72回NHK紅白歌合戦』に初出場し、デビュー曲『Real Face』をリメイクした『Real Face#2』を披露。

3人の脱退理由は?

デビュー前から絶大な人気を誇っていたKAT-TUNを、3人は何故脱退することになったのでしょう。

<赤西仁・2010年7月脱退>

主な理由を「方向性の違い」と話していて、グループとして活動するよりも、ソロとして海外で活動したいということでした。

現在は歌手活動をする傍ら、香水やシャンプーをプロデュースしたりしています。

また、中国での人気が高く、中国の企業やイベント会社から仕事のオファーがあるそうです。

<田中聖・2013年9月脱退>

2013年9月30日付でジャニーズ事務所から「度重なるルール違反」を理由に契約解除されました。

契約解除の理由は、会員制バー『CROSS ROAD』の経営や、女性関係、無断でのイベント開催、半グレなどとの交友関係など、再三事務所から注意を受けていたのも関わらずやめなかったからだそうです。

現在は、バンド活動やYouTubeチャンネルを開設したりしていましたが、2022年2月に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されました。

<田口淳之介・2016年3月脱退>

脱退する理由を、「アイドルとしてでなく30歳の田口淳之介として生きたい」と語った田口淳之介。

メンバーもファンも、そのはっきりしない理由にもやもやした脱退となりました。

2019年5月に薬物使用で逮捕され、その後2022年にプロテストを受けてプロ雀士になることをTwitterで報告しています。

KAT-TUNの喧嘩エピソード

グループ内でのケンカが絶えず、時には殴り合うこともあったというKAT-TUN。

Hey! Say! JUMPやSexy Zoneなどの後輩からだけでなく、先輩である嵐にも怖がられていたそうです。

そんなKAT-TUNの不仲・喧嘩エピソードをまとめました。

亀梨和也VS赤西仁の喧嘩エピソード

KAT-TUNの中でも人気を二分していた亀梨和也と赤西仁は「仁亀コンビ」と呼ばれ、最強のシンメと今でもジャニーズファンには言われています。

優等生タイプの亀梨和也に対し、自由奔放な赤西仁は真逆な性格で、仲間というよりもライバルという意識が強かったようです。

2人が出演していた2005年の『ごくせん2』が放送されていた当時から不仲のエピソードはいくつか聞かれていました。

  • KAT-TUNのライブで、赤西仁がパフォーマンスについて口を出し、しきりはじめたことを見かねた亀梨和也が、「お前、全然変わってねぇじゃねぇかよ」と言い取っ組み合いのケンカにになった。
  • CMの撮影で、赤西仁がスタッフから鍛えた身体について質問された際、「ジムに通ってトレーニングをしている。亀梨くらい細いのは嫌」と答えた。
  • CMの撮影で、先に撮影を終えた赤西仁が「こういうの苦手」と発言したことを亀梨和也に伝えたところ、「あいつはほんとに言い訳野郎だな」と言っていた。

不仲のエピソードのある2人ですが、本当は仲の良かったという説もあります。

赤西仁と亀梨和也はお互いに「腐れ縁」と言い、「喧嘩してもいつも自然と仲直りしている」と発言しています。

2人で沖縄に旅行に行ったり、LAから長電話したりという仲の良いエピソードも残っています。

お互いをライバルと思い、よりパフォーマンスを良くしたいとそれぞれが思っていた故に、時に険悪になってしまうことがあったのかもしれませんね。

亀梨和也VS田中聖の喧嘩エピソード

亀梨和也が、田中聖のファッションに対し「演歌歌手のジェロっぽくね?」といじってしまった事で大喧嘩になり、口も利かない時期があったようです。

自分が気に入っているものならイラっとくるかもしれませんね。

亀梨和也VS上田竜也の喧嘩エピソード

2016年4月23日に放送された『メレンゲの気持ち』に出演した中丸雄一が、自身のミスが発端でグループの危機に直面していたことを明かしています。

  • KAT-TUNが高校生だった頃に、KinKi Kidsの堂本光一の主演舞台『Endless SHOCK』に出演。
  • 舞台の最後にKAT-TUNがパフォーマンスをさせてもらう本番前に、中丸雄一はマイクをなくしてしまい、そのまま手ぶらで舞台に立ち、何もできず舞台を降りることに。

これに対して、本番終了後に楽屋で亀梨和也が「なんでフォローしないの?」と中丸雄一のフォローに回らなかった他メンバーに大激怒しました。

キレる亀梨和也に、上田竜也が「そんな余裕ない」と反発したことで殴り合いのけんかに発展してしまいます。

その後亀梨和也は、ジャニーさんに「こんなグループやってられない」とグループを抜けたい旨を伝えたことがあるそうです。

グループの中心メンバーである亀梨和也が抜けるかもという危機でしたが、仕事はきっちりやりたいという亀梨和也らしいエピソードですよね。

上田竜也VS中丸雄一の喧嘩エピソード

KAT-TUN結成5周年のインタビューの際、グループの大きなケンカについて、『Endless SHOCK』での亀梨和也と上田竜也のケンカエピソードを中丸雄一話し、上田竜也が公の場にもかかわらず睨んでしまいます。

上田竜也と中丸雄一はシンメで踊ることが多かったそうで、振付に関してよく言い合いになっていました。

ですが、上田竜也と中丸雄一はKAT-TUNの中でも仲が良いと言われていて、Jr.時代に帰る方向が同じだったのがきっかけで仲良くなったそうです。

プライベートでも遊んだりする仲だとたびたび話しています。

仲良しが故に起こるケンカエピソードもファンを楽しませています。

上田竜也VS赤西仁の喧嘩エピソード

KAT-TUNのケンカエピソードで有名なのが「生クリーム事件」です。

スタッフからKAT-TUNにケーキの差し入れがあり食べていたところ、床に生クリームが落ちていたため、上田竜也が赤西仁に「拭けよ」と言ったところ、「お前が拭けよ」「何だよその拭き方は」とケンカになった。

次の日には仲直りしたそうですが、ケンカの理由が何ともかわいらしいですよね。

他にも、舞台『DREAM BOYS』では6畳の楽屋で「ここにあった座布団、どこやったんだよ」で殴り合いのケンカをしたり、コンサートで上手くいかないと控え室で「なんであそこで動けないの?」と殴り合いをしていました。

10代の頃はそんなケンカが多かったKAT-TUNですが、20代になった頃から話し合いで解決できるようになったそうです。

現在のKAT-TUNは?

中丸雄一は、KAT-TUNのメンバーについて次のように明かしています。

「亀梨くんは今も昔も優等生。ギラギラ感は多少変わりましたけど、グループを引っ張っていくという意識はすごい高かった」

上田竜也については「面白いやつ。裏表が全くなくて、正義が好きな少年ジャンプみたいな男」

また無人島に行く際はメンバーを連れて行くとも話していました。

大人になり、メンバーが半分脱退してもKAT-TUNを守り続ける3人の絆は強いですよね。

また、今の関係だから繰り広げることができる小競り合いも微笑ましいです。

まとめ

今回はKAT-TUNの不仲・ケンカエピソードについてまとめてみました。

「ケンカするほど仲が良い」ということわざもありますが、ケンカをすることでお互いをわかりあえるようになっていったのかもしれませんね。

本気でぶつかり合うことができる熱いメンバー達なのでしょうね。

10代の思春期では言葉が足りなかったりして殴り合いになっていたKAT-TUNですが、大人になりいろいろな経験をして、いい距離感で付き合える仲間になTT。

さまざまな困難を乗り越えたKAT-TUNのこれからを応援していきたいですね。

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