King & Princeの不仲説をジャニオタが考察してみた

「グループの夢」と語っていた4大ドームツアーを大成功させ、無事に完走したKing & Prince。

ジャニーさんが最後にデビューをプロデュースしたグループであり、ジャニーズ事務所を引っ張る若手グループとして常に注目を浴び続けていますよね。

キラキラしたアイドルでありながら、冠番組などでは天然なキャラを見せたり、時にはゴリゴリのダンスナンバーをかっこよく踊るなど、そのギャップも大きな話題になっています。

また、プライベートでもメンバーで遊んだりと、ジャニーズでも1、2を争うほどメンバーの仲がいいことでも知られています。

そんな仲のいいキンプリにも不仲説がささやかれたことが何度かあります。

今回はキンプリの不仲説について調べてみました。

不仲説①平野紫耀VS永瀬廉(しょうれん)

関西ジャニーズJr.時代から一緒の平野紫耀と永瀬廉。

2人は「しょうれん」と呼ばれ、ファンからも根強い人気を誇るコンビです。

付き合いの長い2人は、「金魚のフンくらいくっついていた時期」や「まったく話さなかった不仲の時期」などを過ごして今に至っています。

関西ジャニーズ時代

永瀬廉は2011年、平野紫耀は2012年にそれぞれ関西ジャニーズに入所しています。

初対面の2人の印象は、平野紫耀→永瀬廉は「黒くて細い。よくしゃべる子」、永瀬廉→平野紫耀は「めっちゃヤンキー」だったそうです。

面倒見が良く兄貴肌の平野紫耀に永瀬廉が常にくっついて回るほどの2人は仲が良く、西畑大吾(現なにわ男子)からは「金魚のフンか」とツッコまれるほどでした。

もはや家族

2015年の雑誌のインタビューで平野紫耀は永瀬廉のことを「もはや家族」と話しています。

また、永瀬廉の距離感の近さに、平野紫耀が「廉と歩くと距離が近くて足に当たってつまづく」と話すくらい一緒の時間を過ごすことが多かったそうです。

誕生日プレゼント

2013年の雑誌のインタビューでは、永瀬廉が平野紫耀から誕生日プレゼントにブレスレットをもらったことを話していました。

ブレスレットには名前も彫ってあったそうですが、平野紫耀の勘違いで「REN」が「LEN」になっていたという微笑ましいエピソードも残っています。

氷河期時代

「金魚のフン」と言われるくらい仲の良かった2人ですが、「氷河期」と呼ばれる不仲がささやかれ始めたのは2015年頃でした。

2人は関西ジャニーズから東京へ進出し、髙橋海人とともに『Mr.KING』として活動することになりました。

手を繋がない

不仲のエピソードとして有名なのが、Mr.KINGとして雑誌の撮影をしていた時に「平野紫耀と永瀬廉が手を繋ぐのを拒否した」というものでした。

雑誌の記者から「手を繋いでくれる?」というリクエストに、平野紫耀と永瀬廉が「え~」と戸惑っていたんだそうです。

それを見た髙橋海人が雰囲気が悪くならないように、2人の手を取ってポケットに入れてその場を収めました。

永瀬廉の嫉妬

この氷河期と言われていた時の2人の仲について、永瀬廉は『ポポロ 2018年1月号』で次のように話しています。

  • 紫耀はめちゃくちゃ考えている人。
  • 求められていることを理解して、それをきちんと出すことができる。
  • マジで器用だし、歌もダンスも芝居も、何でもすぐ完璧にこなしてみせる。
  • 俺は紫耀みたいに器用じゃないから、正直羨ましかったし、悔しかった
  • 勝手に1人で悩んで、紫耀と上手く話せなくなった時期もあった。
  • たぶん、紫耀に嫉妬してたんだと思う。

また、平野紫耀も「自分は変わっていないつもりなのに、2人の取材の時は何を話していいんだろうと違和感を感じることがあった」

「僕自身も廉をライバル視していたのかもしれない」と別の雑誌で話していました。

思春期ということもあって、なかなかうまく言葉にできなかったのかもしれませんね。

髙橋海人も気を遣っていた

そんな2人をすぐそばで見守っていた髙橋海人も同じ『ポポロ 2018年1月号』で、氷河期の頃の心境を明かしています。

「最近、紫耀と廉が仲良しでうれしい」

「正直、2人が話をしなかった時期は、俺が頑張らないとと思って苦しい時もあったけど、それを乗り越えた分、今は前より絆が深まってグループとしても強くなった」

髙橋海人がいたことによって、2人の気持ちがバラバラになることなく、絆が強くなってデビューへ向かって行けたのかもしれませんね。

現在の関係

平野紫耀と永瀬廉の関係が雪解けしたと言われているのが、デビューの少し前の2017年頃からです。

特に何かあった訳ではありませんが、再び2人で会話をするようになり、永瀬廉から「ご飯に行こう」と誘ったりするほどになったそうです。

2人はたびたび雑誌のインタビューで、お互いを「戦友」「ライバル」と話しています。

グループでのトークでも、お互いのボケにすかさずツッコむという、2人の関係の良さが垣間見えますよね。

最近では、ドームツアーの初日に「しょうれん 金髪」がトレンド入りしたり、最終日には「恋人繋ぎ」をしていたと2人の仲の良さにファンも大いに盛り上がっていました。

思春期から大人になり、お互いを認め合える余裕が出てきたことで、また新たないい関係が築けているのでしょうね。

不仲説➁神宮寺勇太VS永瀬廉(じぐれん)

グループのMCを務めることの多い神宮寺勇太と永瀬廉。

一見しっかり者と思われている2人ですが、神宮寺勇太は「King & Princeのおバカのラスボス」、永瀬廉も「しっかりしているように見えて天然」だと言われています。

そんな2人の不仲説が出たのは、2018年に配信されたファンクラブの動画がきっかけでした。

期間限定で開催された『King & Prince SWEET GARDEN』の展示コーナーを見に来た永瀬廉を、神宮寺勇太が突き飛ばしているように見えます。

岸優太が慌ててフォローしている様子から、「いじめられてる?」といった声がファンから挙がりました。

映画の役作りのため

永瀬廉との接し方について神宮寺勇太がインタビューで「役作りのためにあえて優しくしたり、冷たくしたりしている」と話していました。

2人は2019年5月に公開された映画『うちの執事が言うことには』で共演し、敵対する役柄でした。

動画が配信された頃は映画の撮影期間だったようで、「そういうことだったのか」とファンは納得していました。

本当のところはよくわかりませんが、神宮寺勇太が永瀬廉の家に行って一緒に台本の本読みやジェンガをしたり、クランクアップに駆けつけたりと仲の良いエピソードも残っています。

永瀬廉も役を演じる上で甘えが出ないように、現場ではあえて神宮寺勇太と話さないようにしていると明かしていました。

本当は仲良し

2015年8月に放送された『ザ・少年俱楽部』の「ジュニアにQ」のコーナーで、永瀬廉と神宮寺勇太は「長い付き合いになるかもしれないから親友になろう」と約束をした話をしていました。

また、最近では神宮寺勇太主演のドラマ『受付のジョー』のグッズのアクリルスタンドを永瀬廉がもらったそうで、「テレビ台に置いている」とブログで明かしていました。

ちらほら出てくる仲良しのエピソードにファンも大喜びですね。

また、2人でお花見に行った写真もブログにアップされていました。

ちなみにお母さん同士も仲良しなんだそうですよ。

不仲説③岸優太VS髙橋海人(きしかい・じいまご)

いじられキャラの岸優太と甘えん坊弟キャラの髙橋海人。

グループのムードメーカーともいえる2人は、たびたび「ビジネス不仲」を連発させるため、ファンから「またやってる」と微笑ましく思われています。

ビジネス不仲のきっかけ

2人が不仲キャラを思いついたきっかけのエピソードは、髙橋海人が連載している『ベツコミ』で明かされていましたが、2人きりでご飯に行ったことがなかったからだそうです。

そのことは2019年に放送された『Live News イット!!』でも、「そんなに仲良くない」「メンバーで唯一お互いの家に行ったことがない」「2人きりの食事はない」と話していました。

たびたび起こる不仲劇場

そんな不仲キャラを広めたい岸優太と髙橋海人が繰り広げた小競り合いのエピソードをまとめました。

ZIPでの小競り合い

2019年11月25~29日に放送された『ZIP!』のコーナー『MEDAL RUSH』で岸優太は柔道で小外刈りに挑戦しました。

小外刈りを習得し褒められた岸優太は「メンバーに最年少の髙橋海人がいるんですけど、海人がシャシャリ出たときには小外刈りを入れてやります」と話していました。

また、2019年12月23~27日に放送された『ZIP!』の「競技最多チャレンジアワード」で髙橋海人は「水系部門」で表彰され、「競泳は本当にきつかった」と言いながらも、サーフィン挑戦を楽しんだと振り返りました。

ですが、髙橋海人のサーフィンの様子を見た岸優太から「海人の競技は全部簡単そうに見える」と言われたことへ不満をもらします。

このことに対し、岸優太は「逆に海人に物申したい」「水泳…楽しんじゃってないか」と反論します。

岸優太が挑戦した飛び込みでは、恐怖のあまり楽しめる余裕がなかったそうで、「飛び込み台に立たないと怖い気持ちはわからない」と話していました。

そんな岸優太の放送を見た髙橋海人は「岸くんの大変そうな姿を見て、正直心の底から笑いました」とさらに反撃する様子が放送されました。

ペア組みたくない

2020年4月6~10日に放送された『MEDAL RUSH』では、メンバー全員が登場し新体操に挑戦しました。

ボールの練習の際、髙橋海人とペアを組むことになった岸さんは「海人?うわ、一番なりたくない」と拒否します。

それに対して髙橋海人も「岸くんに言われたくない」と言いながら練習するも、タイミングがまったく合わず「海人、ライナー」「岸くんも全然届いてない」と言い争いになりました。

タップダンスでつかみ合い

2022年2月13日に放送された冠番組『King & Princeる』で、3時間でタップダンスをマスターする企画に挑戦したKing & Prince。

岸優太と髙橋海人は『座頭市』でペアを組みますが、その練習の最中に「マジメにやれよ」と取っ組み合いの茶番を繰り広げていました。

その後披露されたタップダンスは見事に息の合ったパフォーマンスで、ファンからも「さすが」という声が挙がっていました。

不仲を楽しんでいる

不仲キャラを演じる2人をファンも楽しんでいますが、ついに本人たちがビジネス不仲を認めます。

2020年4月22日発売の『Myojo』で、「つい最近2人で2度目の食事に行った」と言い、仕事について2時間も話し込んだそうで、岸優太は「この対談でビジネス不仲ってことがバレちゃったな」と明かしました。

そんな2人の不仲キャラをメンバーも楽しんでいて、2020年8月12日放送の『TOKIOカケル』に永瀬廉が出演した際、メンバーの中でのルールについて次のように話していました。

「メンバーの岸さんと海人が、ちょっとビジネス不仲的なことをやっている」

「そうなった時は周りが煽って、ちゃんと喧嘩させる」

グループで不仲キャラを楽しむ姿は、インスタライブなどでもたびたび見ることができます。

岸優太は憧れの先輩だった

髙橋海人は2013年にジャニーズ事務所に入所していますが、入所当時憧れの先輩として岸優太の名前を挙げていました。

そのことは今でもたびたび話していて、髙橋海人は岸優太について「一緒のグループになれてうれしい。いてくれるだけでお守りのような存在」と雑誌のインタビューなどでも明かしています。

2021年の『ドラゴン桜』に出演する際には、演技経験の多い岸優太に相談したそうです。

また岸優太も髙橋海人のことを「年下だけど尊敬している。パフォーマンスが天才」と話していて、お互いにリスペクトしていることが伝わってきます。

最近の2人は

2022年5月15日に名古屋で行われたドームツアー最終公演では、朝7時から2人でサウナに行ったことをMCで話していました。

また、インスタのストーリーにもたびたび2人で登場し、ビジネス不仲ファンを楽しませています。

ドームツアー終了後のTwitterにはツーショットがアップされていて、「どこが不仲なの笑」「癒される」とほっこりしたファンも多くいました。

不仲説④イジリがいじめに見える

King & Princeの岸優太といえば、何事にも一生懸命で人から愛されるリーダーですが、メンバーからのイジリがいじめに見えてしまうとファンがやきもきしてしまうことがあります。

メンバー問わず、バラエティ番組でもいじられキャラの岸優太ですが、ファンによっては「やりすぎ」と感じてしまうようです。

例えば、2021年に公開されたファンクラブの動画『Youゲームしちゃいなよ』の岸優太ご褒美企画では、岸優太が時間内にメンバーに見つからなければデザートが食べられるという内容でした。

ところが突然ゲームの時間が延長され、メンバーに見つかった岸優太が食べれなくなる事態に。

延長がなければ食べることが出来ていたので、「何故延長したの」「スタッフもグルなの」とファンの間で物議を醸しました。

それを受けてか岸優太がブログで「ここだけの秘密です!!」とスイーツを食べたことを明かし、フォローしていました。

他にも誕生日企画で、岸優太が罰ゲームで苦いお茶を飲む、苦手なグリンピースを食べさせようとする、わさび入りケーキを食べさせ、その様子を他のメンバーがいじる構図がファンにはモヤモヤしてしまう結果に。

「面白かった」「仲がいいなあ」という声がある一方、一部では「もっと愛を感じられる企画にしてほしい」という声も挙がっていました。

ですが、当の岸優太本人は「もっといじってほしい」「いじめと思われたくない」と思っているようです。

また、「いじられるのは何とも思わない」「メンバーはきちんとわかっていじってくれている」とも話していました。

時に男子高校生のようなノリになってしまうところが、受け取る人にとって良くも悪くも見えてしまうのかもしれませんね。

とはいえ、メンバーが岸優太を大切に思っているのはファンには十分伝わっているのではないかと思います。

まとめ

今回はKing & Princeの不仲について調べてみましたが、ジャニーズの先輩をはじめ、多方面でKing&Princeの仲の良さは知られているようです。

2021年末に行われた『Johnny’s Festival~Thank you 2021 Hello 2022~』や『Jonny’s Countdown 2021-2022』でもメンバーがギュッと固まって集まっている姿が目撃されていました。

また、舞台裏の様子をHey! Say! JUMPの山田涼介も話していました。

全員がKing&Princeのメンバーで仕事をすることが楽しいと話しているグループなので、これからも温かく応援していきたいですね。

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